2025年2月3日〜7日に開催されて各コース活動報告となります。
目次
セミアスリートコース(月)
前日は氷上綱引き大会に出場した選手が多く、身体への負荷や疲労を考慮する必要がありました。
そこで今回の練習では、走るメニューは少なめにして、走りの軸づくり(ヒップロック系)を中心に丁寧に一つ一つの動作について細かく指導を受けました。
具体的には、フォームを安定させるための体幹ドリルや、姿勢・バランスを意識する動きづくりを取り入れ、短時間でも正しいフォームを身につけることを重視。翌日以降に向けた疲労回復と、フォーム強化の両立を図る形です。
大きな大会やイベントに参加したあとは、どうしても疲労が蓄積しがちですが、こうした軸づくりやフォーム改善の時間をしっかり設けることで、怪我予防にもつながります。これからもチーム全員で、状態に合わせた練習メニューを組みながら競技力アップを目指していきます！
アスリーコース(月)
この日の練習会場は気温が低かったため、選手たちは各自でウォーミングアップを実施。その際、コーチからは「特に行ってほしいメニュー」を個々に伝え、必要に応じてアドバイスを加えました。
ウォーミングアップ後は、新山コーチによるスターティングブロックの使い方についてのレクチャーを行い、選手一人ひとりが自分に合ったブロックセッティングを見つけるためのコツを教わりました。選手たちは実際にブロックを使いながら試行錯誤し、微調整を重ねることで自分だけの最適解を探していました。
気温の低い環境でも、体を十分に温めてから質の高い練習を行うことで、ケガ予防と技術向上の両面をしっかりとカバーできたと思います。今後も選手たちの状況やコンディションに合わせたメニューでサポートしていきます！
エンジョイコース(火)
今回のウォーミングアップでは、ランニングとラダードリルを取り入れました。
走りはもちろん、ラダーでは足さばきやリズム感を意識してもらい、身体を温めながら動きの精度を高める狙いがあります。
意識してもらったポイントは、
• 足の設置を素早く、正確に
• 腕と脚の連動でバランスよく動く
• 体の軸をぶらさず、視線をキープ
ウォーミングアップ後は、2チーム対抗のリレーを実施。練習とはいえ、競争形式になると選手たちも一層集中し、スピードやチームワークが自然と高まっていく様子が見られました。今回のリレーは、走る楽しさと勝負感覚を同時に味わう良い機会になったと思います。
エンジョイコース(水)
この日のウォーミングアップは、鬼ごっこを中心に実施しました。ライン上だけで逃げる「ライン鬼」や、ボールを使う「ボール当て鬼ごっこ」を行い、選手たちは体を温めながら楽しく動き回り、終始笑いの絶えない雰囲気でした。
鬼ごっこでしっかり体を温めたあとは、ミニハードルトレーニングで足さばきやリズム感を意識。
そして最後には、3チーム対抗のリレーを行い、短いダッシュを競争形式で行うことで、さらに集中力とスピードを引き出せたと思います。
「楽しさ」と「運動強度」を両立することで、ウォーミングアップとしてはもちろん、チームの一体感も高まった一日になりました。
アスリートコース(水)
この日は月曜日コースに続いて、ウォーミングアップを一部各自のメニューで行ってもらいました。自分のコンディションに合わせて柔軟やジョグを取り入れることで、体をしっかり温めつつ個別の調整がしやすい形です。
続いて、冬季トレーニングで疎かになりがちな神経系の刺激を目的に、ラダードリルを実施。足さばきの素早さやリズム感が求められるため、選手たちも集中して取り組んでいました。
その後は種目別（短距離・走幅跳・走高跳）に分かれてトレーニング。
• 短距離：スタートや加速のフォーム確認、トップスピードに移行した際の接地位置に関するポイント練習
• 走幅跳：軸作りをメイン
• 走高跳：助走カーブや踏切角度の反復練習
寒い時期でも、神経系トレーニングや種目別のポイント練習をしっかりこなすことで、春以降のシーズンに向けた土台づくりを進められたと思います。
セミアスリートコース(木)
今週のセミアスリートコース（月）で行われた「ヒップロック」というトレーニングメニューを中心に、ラダーも併用しながら実施しました。ヒップロックでは、骨盤まわりの安定や片脚支持の強化などが狙いで、走行時のブレを最小限に抑えるための重要なエクササイズです。
そして今回使った筋肉や動きを**“走る力”**に転換しようという狙いから、変形ダッシュ形式のトレーニング引っ越し鬼ごっこを行いました。特に引っ越し鬼ごっこはコーチ vs セミアス選手たちの対決は、みんなの負けず嫌いな気持ちが合わさって白熱した展開に。短いダッシュを繰り返しながら、楽しさと実戦的なスピード練習を同時に味わえる、充実した時間になりました。
エンジョイコース(金)
この日はラダートレーニングを中心に実施しました。足さばきやリズム感を高めるラダーは、短い時間でも集中して取り組めば、走りの基礎力アップに効果的です。
続いて、「魚取りゲーム」を改造した往復走形式でコーチと対戦。走る・戻るを繰り返しながら、ゲーム感覚でスピードと瞬発力を引き出しました。
最後は「引っ越し鬼ごっこ」で締めくくり。短いダッシュを何度も重ねながら、みんなの闘争心が高まりつつも、楽しさが溢れる時間に。
特にエンジョイコースの子たちは、最初から最後まで笑顔が絶えず、思い切り体を動かしながらゲームをエンジョイしていました。こういった遊び要素のある練習を通じて、自然とスピードや敏捷性が養われていくのが魅力ですね。
今週1週間の活動を総括
今週は、ゲーム形式の鬼ごっこやリレーを取り入れたウォーミングアップから始まり、ラダートレーニングやスターティングブロックの使い方の指導など、多彩なメニューを展開しました。
オフシーズンから春に向けた移行期ということもあり、体づくりと神経系の刺激をバランスよく行いつつ、楽しさを重視したプログラムが中心。特に、魚取りゲーム「改」や引っ越し鬼ごっこでは、選手たちが競争心と笑顔を同時に発揮し、終始明るい雰囲気で取り組んでいました。
セミアスリートコースでは、「ヒップロック」や自分に合ったブロックセッティングを学ぶことで、走りの軸や加速時の安定感を再確認。また、寒い会場でも各自がウォーミングアップを工夫し、コーチから個別にメニューを伝えることで体調や疲労度に合わせた調整を行えました。
総じて、一週間通じて「動きづくり」「楽しむこと」「種目別の強化」という三本柱をしっかり踏まえられたと思います。選手たちも限られた時間のなかで集中し、次のステップへ向けた手応えを感じ取ってくれたようです。来週以降も、競技力アップと怪我予防を両立しながら、さらに充実したトレーニングを続けていきます。
UACA TVでも今週の各コースのトレーニングの様子を確認できます！
【新規選手募集中】
小学生から中・高生、社会人の方まで、「専門種目にフォーカスしてトレーニングしたい！」「運動能力を高めたい！」という方はぜひUACAへ。
ともに走力アップを目指しましょう！
また、UACA公式LINEでも最新情報を発信しておりますのでぜひ「友だち追加」よろしくお願いします。
UACAでは質問も募集中
陸上競技の練習に対する悩みはもちろんUACAに関するご質問などたくさんお待ちしております。
この質問は匿名で投稿が可能となっているためドシドシご応募ください。
採用されたご質問は毎週日曜日に配信するUACABRIEFINGや後日ホームページ掲載予定の「Q＆A」に載せます。
ご質問は下記URLからお願いします。