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【読書】#1 説明の一流、二流、三流

【読書】#1 説明の一流、二流、三流
text by KOHEI NIYAMA

今回からシリーズ化する「読書」

1回目は、

説明の一流、二流、三流

となります。

私自身、指導者として走りの理論であったり、新しいメニューをUACA Jr.の子どもたちに説明する際、

説明がうまく伝わっていなかったり、話す内容が長すぎて予定した練習時間よりオーバーしたり、新しいメニューに関しては何回も聞き直されたりしてました。

本書では、45の項目に分けて、三流、二流、一流の説明はどんなものなのかを分かりやすく教えてくれる内容となっております。

たとえば、

「結論から話す」はわかりやすい説明のコツとしてしばしば挙げられるものであり、

商品紹介レビューなどをやっているYouTuberなど

意識して見るとよくやっている手法です。

また、指導者に置き換えると、

なぜ、今このメニューをやるのか。。

指導者である以上、これからそのメニューを行なう選手たちに説明する必要性がありますが、

一流は前提、背景、根拠から話しはじめたり、結論を言わなかったりすることもあります。

そのときの状況によって、相手が求めるものを把握してから、適切な構成で話しているのです。

たしかに、結論を求められているときもあれば、前提、背景、根拠から伝えたほうがいいときもあるし、「ただ話を聞いてほしいだけ」というケースもあるかとおもいます。

この本のタイトルにもある

一流、二流、三流の説明の仕方として

話を整理する時を例に出し、

三流は思いついたまま話し、二流はモレなくダブりなく話し、一流は大胆に削って真芯にフォーカスして話す。

と書いております。

ですが、説明においては、「モレなく、ダブりなく」は必ずしも必要ではなく、

自分の特徴をモレなくダブりなく伝えようとするあまり、受験などでの面接の自己紹介に15分かかったとしたら、

ほぼ、合格することはできないでしょう。

わかりやすく伝えるにあたって、モレなくダブりなく整理することは必要。

しかし本当に大事なのは、整理したあとに大胆に削り、

「真芯」

つまり一番伝えたいことや相手が知りたいことにフォーカスを当てることが大切です。

「もし、説明時間が10秒しかなかったとしたら……」

「あえて1行で説明するとしたら……」

と考えて、伝える内容を精査してみる。。

私には、こういう危機感的なのはありませんでした。

指導する時間が限られているのに。

さらに本の中では、

イメージを持っていない相手に説明する場合、

三流はあいまいに説明し、二流は詳しく長く説明し、一流は「対比」で説明する。

と書いてあります。

対比とは、

二つのものをつき比べること。対照。

とのことです。

このイメージを持っていない相手に対して

対比を

指導者は心がけないといけないかなと感じております。

図解で説明するのもいい。

手順を説明するとき、

三流は口頭で説明し
二流は分厚い資料で説明し
一流は図解で説明する。

とのことて、

手順を説明するときに使うべきは、

図解なら、細かい文字よりも圧倒的に理解しやすく、視覚に訴えて情報処理を助けることができます。

図解で説明するポイントは、

「図から書くこと」

手順、流れ、ステップといった大枠から始め、そこに文字を入れることとあります。

このことに関して、

本に書いていなかった(または探せれなかった)ですが、

走りに関する説明をする時、

何も書いていないホワイトボードなどを活用して

一から絵を書きながら説明するのも面白いかな…

と感じました。

また、説明を届けるとき!

三流は説明することで精一杯
二流は聞き手の耳に届け
一流は聞き手の脳内に届ける

とあります。

説明とは、自分の脳内にあるものを相手の頭の中にインストールすることでありつまり、

複数の人の頭の中に映像を映すように説明することで

意識を持つことができれば、説明のクオリティは大きく上がる…

相手の頭の中に映像を映すように話すには、

「実演法」

が有効で、

私が意図せず自然とやっていた

身振り手振りでの指導・説明では、数字を指で表すなどして視覚に訴えるとよいとあります。

例えば、

「ポイントが3つあります」

というときは3本指を立てる。

言葉だけでは、自分の頭の中を聞き手の脳内に届けることはできなく、実演法や身振り手振りを使い、自分と同じ映像が見せられるように工夫しよう。

と書いてありました。

まとめ

この本ではその他にも、

様々な事例で一流、二流、三流では〇〇だ!

と比較しております。

陸上競技に活きる内容はここまでかなと感じました。

指導・説明の仕方に関して

自分で学ばない限り

良いものにはなりません。

学び方は人それぞれだとは思います。

私の場合、自然と多少出来ておりました。

出来ていた背景として、

いろんな失敗を経験し、次はこの失敗をしないぞ!

と常に思っているからなのかなと。

本を読み終わって感じました。

自分が指導したいように、説明が一方的になってはいませんか?

話が長くなって、話を聞いてくれた人に、いざっ聞いてみるとその人は集中して聞いていますか?答えれますか?

話を聞かない人が悪いだけではなく

指導・説明する人にも問題があると感じました。

読書に関しては、ほぼ毎日しておりますので

#2でも陸上競技に繋がる内容を提供します!

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