自己管理ができないことに悩む人は珍しくありません。
ですが、以前の私がそうだったのですが、
自己管理ができないことで人生大損している可能性があります。
今回は、自己管理能力の大切さについて解説します。
私は、
陸上競技は大好きなスポーツです。
ですが、こんな私でも陸上競技を全くやらなかった(ある理由からやりたくなかった) 期間が18歳〜23歳までの5年間。
全く走らずただ遊んでおりました。
また、陸上に関しては、テレビや県内での大会も全く見ておりませんでした。
いちスポーツ選手、指導者の視点から考えるととても勿体ない期間だと今でも思います。
ですが、失った時間は返ってきません。
ですがいろんなキッカケもありまして、私自身このままじゃいけないと強く感じ今に至ります。
この記事では人生大損したくないあなたのために、自己管理能力を高める方法を紹介します。
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自己管理能力とは
自己管理能力には種類があり、
一口に自己管理と言ってもさまざまな種類に分かれています。
- 体調/健康管理
- 時間管理
- モチベーション管理
- 感情管理
- お金の管理
- 体型管理
もっとあるかと思いますが、私はこの6つに関して解説します。
体調/健康管理
バランスの良い食事を心がけ、適度に運動し、適度に睡眠をとり、時に検査を受けてメンテナンスをする。生きる上での基本ですね。
ここに関して、UACAJr.アスリートコースの飯田コーチや大平コーチが選手に対して常に言ってくれていることです。
時間管理
時間管理は、以下のような時間をコントロールする能力です。
- 睡眠時間
- 労働時間
- 約束の時間
寝坊が多い、待ち合わせに遅刻しがち、約束を守れないなどこういった人は時間管理が不十分と言えます。
モチベーション管理
モチベーション管理は、やる気や意欲を管理する能力です。
- 仕事のモチベーション
- 勉強のモチベーション
- 練習のモチベーション
など、やる気を管理すべき場面はよくありますよね。なにをするにもやる気ひとつで成長率は大きく変わるので、自己実現を目指す上で非常に重要な管理能力です。
感情管理
喜怒哀楽をコントロールする能力です。
- 事情を深く理解する前に、見たままの印象で怒る
- 哀しい雰囲気を全面に出して、周囲に気を遣わせる
- 喜ばしいことがあった時に周囲に配慮できない
これらは感情管理ができていない例です。
怒りや哀しみのネガティブ面を管理する能力と思われがちですが、試合に勝った、試験に受かったなど、気分が良い時も周囲への配慮を欠いてしまいがちです。
状況や相手に合わせた対応ができるかがポイントです。
お金の管理
- たくさん稼いでいるけど貯金はほぼゼロ
- 稼ぎは少ないのに貯金はしっかりある
身近にこういう人っていると思います。貯金があればあるだけ良いとか、優れているという話ではありません。
ポイントは、いつ・何に・いくら使ったかを把握していて、自分の身の丈に合った生活ができているかどうかです。
体型管理
肥満や痩せ過ぎ、体の歪みなどがあげられまます。
肥満だと膝や腰に負荷がかかったり、体の歪みは肩こりや頭痛の原因になったり、体型管理ができていないとさまざまな不調につながります。
また、痩せ過ぎは筋肉量と脂肪が少ないために血流が悪く、冷え性や肩こり、乾燥肌などになりやすいとされているので、体重の落とし過ぎにも注意が必要です。
以上6つの管理に関してあげてみました。
自己管理ができる人の特徴
自己管理ができる人の特徴を紹介します。
定期的に体のメンテナンスをしている
体のメンテナンスに時間とお金をかけられる人は自己管理ができる人です。
- 整体に行く
- 歯医者に行く
体の状態が良ければモチベーションや感情管理にも好影響が出ますし、定期的にメンテナンスをしていれば、少ない時間と少ないお金で健康維持ができると考えると、時間とお金の管理もできていると言えるでしょう。
健康維持は自己管理の根幹です。
お金に困っていない
浪費と投資のメリハリがしっかりしているので、浪費過多になりません。
収入に見合わない家賃のマンションに住んだり、収入を上回る買い物をしたり、身の丈に合わない行動はしません。
多くない収入でもしっかり貯金しているので、突発的な外食や旅行の誘いを「お金がない」という理由で断ることが少ないです。
時間の使い方が上手
自己管理ができる人は、余裕を持った時間の使い方をします。
集合の5分前に着くように行動する
納期の数日前に完了して、見直しの期間を作る
集中力がある時間に短期的にやる
ギリギリ間に合えばOK、残業や徹夜でやればいい、という発想はありません。
明確な目的や目標がない
現在自己管理ができていない人も「全国大会で活躍したい!」「この記録を出したい!」など、どうなりたいかイメージを持つ人は多くいます。
ではなぜそうできないのかと言うと、具体性に欠けているからです。
これではどの程度やればいいのかわかりませんし、今やる理由もありません。
パーソナルキャリアがビジネスパーソン1,200名を対象にした「目標に関するアンケート調査」では、約4割の人が個人目標を立てていないことが分かっています
具体的な数値目標と達成期間、達成すべき理由がないと人は動きません。逆に言えば、それらが明確なら人は自然と行動できるものです。
睡眠時間が不足している
「時間は睡眠時間を削って捻出すればいい」と考える人は、自己管理ができない傾向にあります。
寝不足の日にモチベーションを上げようと言っても無理がありますし、凡ミスや物忘れが起こったりイライラしやすくなったり、眠い1日ほどパフォーマンスが上がらない日はありません。
「飲酒した人より20時間寝てない人の方が運転の危険性が高い」という実験結果もあるほど、睡眠不足が体に与える影響は大きく、まさに百害あって一利なしです。
よくSNSで「オールした」と一日中起きていたことを自慢する学生さんがいらっしゃいますが、
実際にその後、どうでしょう。
自慢はしてみたもののその後は続きませんよね。
起きていたことに後悔する方がきっとほとんどだと思います。
面倒なことを後回しにしがち
例えば定期的に人間ドックや整体、歯医者に行くのは時間もお金もかかりますし、行って何か見つかるのが怖い気持ちもあるので、ついつい後回しにしがちです。
正直、昔の私が上記のことが実際にありました。
そういう人が病院に行く時は、明らかな異常を感じている時。
問題は大きくなっている場合が多く、治療に余計に時間とお金がかかれば、食事制限など不自由が出ることもあるでしょう。
面倒なことの先送りはいわば将来へのツケ。
健康・時間・モチベーション・感情・お金のあらゆる管理に影響を及ぼします。
自己管理能力を高める6つの方法
自己管理能力を高める方法を5つ紹介します。
目的や目標を明確にする
自己管理ができないというのは気のせいで、自己管理をする目的が弱いだけです。
「達成計画や期限なしの目標を設定することは、目標自体を設定していないにも等しい」
オグ・マンディーノ
といった名言もあります。
まずは目的と目標を明確にすることから始めましょう。
UACAでは常に明確にし行動しております。
スモールスタートを心がける
何かに触発されてモチベーションが上がると、大きな行動計画を立てがちです。
目的や目標が明確にあるなら達成可能かもしれませんが、自己管理は爆発力よりも継続力の方が重要です。
人のモチベーションは48時間以内がピークとされているので、あまりに厳しいルールを設定すると、すぐに息切れしてしまいます。
無理なくできる範囲から始めて、継続することを意識しましょう。
例外を作らない
社会人で陸上を取り組んだ時に1番最初に意識してところです。
例えばダイエットをすると決めて、食事や運動メニューを設定した後で飲み会に誘われて、「今日だけはOK」とするようなことがあると思います。
それではいつまで経っても目標には到達しませんよね。
「今月は飲み会に参加しない。家でお酒も飲まない」のように宣言するなど、自分が目標とする成果に達するまでは例外なしを貫きましょう。
決めたことをやり切って成果を実感できると、その後あらゆる自己管理ができるようになります。
少し我慢してみる
例えば、私が指導者で目標だけが一人前で練習をしっかりやらなかった選手がいたとします。
そんな時は「真面目にやれ!」と言いたい気持ちをグッとこらえ、深呼吸して6秒数えてみましょう。怒りのピークは6秒とされているので、いくらか落ち着くと思います。
怒りが過ぎると、「何か悩みを抱えていて眠れていないのでは?」「ひょっとしたら業務量が偏っているのかも?」と、別の視点を持つことにもつながります。
感情のコントロールは、深呼吸して6秒と覚えておきましょう。
自己投資をする
自分の体は乗り換えのできない車のようなもの。無理な運転と管理をしていたら、いつか必ず大きなガタがきます。
自分を大切にする意識は自己管理において非常に重要です。浪費を少しでも投資に回してみましょう。
といった感じです。
この記事を読んでくれているみなさんが
なにか1つでも実行できる自己管理のやり方があればぜひ参考にしていただければと思います。
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