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スポーツデータ分析能力の必要性

スポーツデータ分析能力の必要性
text by KOHEI NIYAMA

私はよく、

海外サッカーを観戦するのが好き!!

というか趣味の1つとしてよく見るのですが

『戦術家』と言われる監督の試合を見るのがもっと好きです。

有名どころでいけば『ジョゼップ・グアルディオラ』監督でしょうか。

私が推しの監督は多数おりますが、あえて1人推すとすれば2021−2022シーズンよりドイツの『FCバイエルン・ミュンヘン』というチームの監督を務める『ユリアン・ナーゲルスマン』という監督が大好きです。

まず好きな理由の一つとして、通常サッカーの監督を務める人は、過去にサッカー選手として何かを成し遂げた人、つまり『選手としての実績』がある人が務める人が多いです。ですが、選手時代は『スーパースター』だった人でも、監督になっても成功するかと言えば成功しない方が多いです。

ですが、『ユリアン・ナーゲルスマン』監督は、1987年生まれの34歳とまだ現役選手として活動していてもおかしくない年齢です。ですが、20歳の時に膝の負傷で引退を余儀なくされ指導者の道へ進んだ方です。ちなみにコーチを務め監督となった28歳での監督就任はブンデスリーガ(ドイツのサッカーリーグ)史上最年少での監督就任で、スポーツ界においては史上3番目の最年少での監督就任であったとのことです。

その『ユリアン・ナーゲルスマン』監督は、テクノロジーを最大限に活用しております。

ですが、彼以外にはあまり最先端テクノロジーを使いこなそうとする監督やコーチが不在だったそうで、それは現在でもそのように感じます。特に陸上競技の指導者がこれに当てはまります。いまだに、指導者の「目」「動き」だけで選手に「こうしろああしろ」としか言えず、当の選手達は首を傾げる様子をよく目の当たりにします。

しかし若いナーゲルスマン監督だけは、テクノロジーを生かしてチームを強化するプランを描いておりました。例えば、彼はパスの精度やボールタッチを向上させるために選手たちを指導するときにはiPadを使っています。コーチ陣は、iPadで操作できるカメラを練習場に4台設置し、そのライブ映像をiPadのスクリーンで流せるようにしました。iPadでは選手たちの動きをハイライトしたり、監督が伝えたいことを書き込んだりすることも可能だそうです。

ナーゲルスマン氏は、

視覚化することで目的を明確にすること

を重視していることがわかります。

私自身、学生で走ってた時から、自分の走りをよく分析しておりましたが

指導者になってから、様々な選手を多方面からの視点で分析ができるようになりました。

iPhone・iPad・MacBookなどを活用し、子供たちから走りの動画を送られてきた際は

アプリを使用し、解説と次への目標の提示をしております。

写真:スマホアプリを使用し走り方のアドバイスをおこなっています。

また、今年の春からはリレーチームの指導もさせていただいており、

選手たちの頑張りが大きいですが、試合中でも次のラウンドに向けての分析を指導者である私が行い

選手達に伝え一緒に取り組み、4月から7月の3ヶ月で2秒近くタイムを縮めることができました。

なお、このチームは来週茨城県で行われる全国大会に出場することが決まっております。

写真:リレーに関しては特に『分析』が重要です。

時代の流れとはいえ、デジタル化に対してテクノロジーによって選手一人ひとりが細かく管理し、選手たちの感覚ややりたい動き、目標に向かってどのような影響を与えるのかは、選手1人では達成することは困難です。

選手が競技に集中して取り組めるよう、指導者である我々がサポート・分析し選手のために動くことが必要です。

これからも

選手が求めること

に耳を傾け、また指導者自身もたくさん勉強して精進してまいります。

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