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【疑問】ウォーミングアップ時のジョグの必要性は?

【疑問】ウォーミングアップ時のジョグの必要性は?
text by KOHEI NIYAMA

皆さん、アップ時にジョグはしていますか?

そして反対に、なぜジョグはしないといけないのですか?

という質問に対して説明できる人は何人いるのだろうか…

先に書きますが、私は常に言っている事ですが

これが正解』ではないです。

絶対に『これだけはやってほしい』って言うのは言いたくないんです。

これをやれば速くなる』という動画や本などを見かけますが、

それがその人にとって必ずしも合うものではないのですから。

ただ、疑問には感じてほしいなということが今回のテーマとなります。


私が学生時代にやっていたウォーミングアップ

ここでまず選手や指導者の方達に問いたいことは、

なんのためにジョグをするのか

ということです。

私も学生だった当時

ウォーミングアップといったらジョグ!

となにも疑問に感じず行なっておりました。

季節・気温関係なくいつも同じスローペースのウォーキング→ジョグを行なっておりましたので、暑い時期は結構汗もかなり出てキツかったことを今でも覚えております。

ウォーミングアップの目的

ウォーミングアップをせずいきなり運動に入ると、体が重い、思うように体が動かせなくなりますよね。

30歳になった私なんかは、学生だった時にやっていたウォーミングアップ(ジョグ)をしてしまうと、疲れてしまいます。そして、一度疲れるとなかなか疲労が抜けないから、走る練習メニューができずそのまま練習を終えてしまうことも多々ありました。

そこで疑問に感じたのは、ウォーミングアップをやる意味とは?と感じました。

そして、ジョグ!!!

(どっちかというと嫌いだったから正当化してみたくて。)

そこで、ウォーミングアップ(準備運動)の目的や期待できる効果4つ挙げたいと思います。

①そもそもウォーミングアップをする目的

体を軽く動かすと、血液を全身に送りこむことができます。全身の血行を良くしたり、エネルギーを作りだすために必要な酸素を十分に取りこんだりすることが期待できるということです。

②体温・筋温の上昇

運動に適した体温及び筋肉の温度を作ります。体の隅々まで血液を循環させることにより、筋肉のこわばりをほぐし、運動に適した柔らかさにする目的があります。

③運動時の怪我を予防する

十分に関節回りや筋肉を温めておくと、運動による体への衝撃を受け止める用意ができ、怪我や故障の予防につながります。

ノルウェーの女性ユースサッカーチーム(125チーム・13~17歳)の選手を対象に、ウォームアップ時に体機能を活性化させるエクササイズを1シーズン実施・継続したところ、急性外傷や慢性障害が50%近く予防できた結果が発表されています。

出典:Soligard T, et al. (2008). Comprehensive warm-up programme to prevent injuries in young female footballers: cluster randomised controlled trial. BMJ, 1-9.

④運動開始時のパフォーマンスを上げる

可動域を広げ、十分に血液を筋肉の隅々まで届けておくと、何もしないときと比べ動きの質が良くなり、技術・体機能の向上が見込めます。試合でもよいパフォーマンスへとつながるそうです。

以上4点を踏まえるとどうでしょうか。

ウォーミングアップでジョグを否定することはできませんが、筋温などしっかり身体が温まれば目的としては達成されるということです。

しかし、勘違いしてほしくないこととして、体温・筋温が温まってウォーミングアップが完了となるわけで、真夏日での練習を行なう際、外気温が暑いから「やらなくてもいい」は違いますよね!

なので、一概にジョグも否定することはできないということがわかりました。

・・・明日に続く。

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