解説シリーズは久々となります、、。
今回で4回目の解説シリーズ。
現在、1月14日、1月21日、1月28日の3回にわたってUACA主催で開催中のスプリント練習会。
UACA Jr.コーチの新山が指導にあたっていますが
そこで指導し大幅に改善した動きを見せたある中学1年生女子に関して解説をします。
今回の講習会の参加者は小学生〜社会人と幅広く、
3回で合計43名が参加。
事前に講習会で学びたいことを聞き、それに対し新山が練習メニューを組み可能な限りその人に合ったメニューを実践しております。
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今回は、そこで大きく変化のあった一例をご紹介します。
I(アイ)さんは、
大きなストライドで走れる特徴がありますが、地面への接地時にカカトからつく傾向があり姿勢も前傾気味で崩れておりました。
これだと地面に長くとどまり、正しい方向に加えられる力が少なくなり、最終的には不必要に大きな制動力(ブレーキ)が続くことになります。
そのためにまず修正することとして、
- 正しい接地の仕方
- 接地の際の支持脚のバランス
- 正しい足の回転を引き出せる腕振り
を学んでもらいました。
上記3点を講習会で実践し取り組んだ結果・・・
このようにアフター動画や写真みたく正しい位置に重心を持ってこれると
- 股関節の回転
- 正しい方向への力の適用
- 離陸速度
- ストライドの長さの最適化
につながります。
Iさんは今後取り組んでいく内容として、
これらの要素をより、地面からより速く加速し、遠くまで移動できるように実践するという形で練習をしていくことになります。
また、バランスマットで片足バランスを実施した際(右足が支持脚)、右足にかなりのグラつきが見られました。
そのため、そこのバランスの左右差も取り除かないといけません。
最終的には今回では学びきれなかった後ろ足の股関節の屈筋を高めるために必要な動きを学びつつ、完全に伸ばすことで、地面にかかる力を最適化することが次への課題です!
下肢ばかり解説してますが、この講習会へ参加した方は新山に何十回も同じことを言われていますが
正しい腕のストローク(腕振り)
があくまでも離陸距離や歩幅などを生み出していることを念頭に置いてください。
腕振りにあっては、最終的にはそれぞれに合ったものを見つけてもらうためあまり解説として紹介はできないため、学んでみたい方はUACA各コースや講習会に参加するか、今後行われるオンラインコースへの加入を推奨します。
是非ご検討ください。